神戸市須磨区から発信！神戸市会議員の大井としひろです。
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もう、あれから10年が経ちました。

2011年3月11日14時46分頃に発生しました東日本大震災から今日で、10年の歳月が経過しました。まだまだ震災復興は、道半ばと思います。

10年前、統一地方選挙が行われる、ひと月前に東日本大震災が発生し、どのようにして選挙をすればよいのかわからないまま、選挙戦はマイクなども使わず自粛しながらが選挙を戦ったのを覚えています。4月に投開票が行われ、無事3期目の当選をさせて頂きました。

阪神淡路大震災の震災特例で、神戸市会は新しく当選した議員は、6月11日が初登庁となっていました。

阪神淡路大震災のご恩をお返ししなければと、居てもたってもおられず須磨区役所にありました須磨区ボランティアセンターに出向き、ボランティア保険加入の手続きを行いました。

須磨区ボランティアセンターの方は、「単独で現地に入っても受け入れてもらえない。」と言われましたが、いろいろ調べて仙台市のボランティアセンターに行くことを決め、単身仙台市内のカプセルホテルに1週間泊り、毎日、仙台市体育館にありましたボランティアセンターに出向き、指示された家屋の泥さらいなどのボランティアに従事しました。

仙台ボランティアセンターでは、リーダーから「一人でもボランティアの手がほしい、よく来てくれました。」と、歓待されました。

正確な情報が、全国に発信されていない。と痛感しました。‬

仙台ボランティアセンターは、神戸市が中心になりセンターの機材などを神戸市が寄贈したことを後で知りました。当時、神戸市の雪村保健福祉局長が仙台ボランティアセンターにお越しになっていたのを隅のほうからお見かけしていました。

ボランティアセンターで、ボランティアの皆さんとお話しすると結構多くの方が、神戸から駆けつけておられました。

センターの運営をお手伝いされていた大学生の方も「私も神戸です。」とか、毎週月曜日だけ、仙台ボランティアセンターに駆けつけておられた神戸の方もおられました。

私が担当したボランティア作業は、農家のお家の床下に流れ込んだ泥を除去するのが仕事で、厚さ10センチ程の泥をレンガぐらいに切って袋に詰めるのが私の役目でした。6月ともなると暑く、匂いもきつかったけれど、阪神淡路大震災で、お世話になったお礼も込めてがむしゃらに働いたのを覚えています。

私の滞在最終日にリーダーの方が、「大井さん最後はリーダーをやってください。」と言われ、被災者の方に寄り添って、要望をお聞きして、ボランティアの皆さんに指示をすることでしたが、何とかやりとげ被災者の方から感謝の言葉を頂いた時は、私の方が涙を薄ら浮かべていました。

震災から5年後に、当時の仙台のボランティアリーダーの方が、神戸市役所を訪ねて来られ、当時のボランティアは、写真撮影が禁止されて居ましたので、仙台でのボランティアの写真は、一枚もありませんでしたので、わざわざ当時の震災の写真やボランティアセンターの写真を持って来て下さいました。‬
‪それが、この８枚の写真です。

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ただ一度写真撮影を許されたのが、仙台ボランティアセンターに大相撲の皆さんが慰問に来られた時でした。
被災者の皆さんとボランティアの私達だけ面会が許され、横綱白鵬関の土俵入りや大関日馬富士関他多くの関取からサインを作業着に書いていただきました。私の宝物てす。

‪私が、入った地域は、見渡すかぎり泥の砂漠でした。大きな大木と流された車が、あちこちに転がっていました。あちらこちらに白い紐で囲んだ所がありました。聞くと自衛隊員、警察、消防の皆さんが、「行方不明の方々を此処は捜索しました。」と、知らせる紐だと知りました。あの時は、白い紐を見るたびやるせなくなりました。

あれから10年。コロナ禍の中、東北の皆さん　頑張ってください。神戸から祈るばかりです。コロナが落ち着けば、仙台にもお伺いしたいと願っています。

「がんばるべ！東北！」

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「おーいブログ」投稿記事：がんばるべ！東北！東北仙台災害ボランティア　４日目です。